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平野 耕一郎; 中山 元林; 山崎 良雄; 野村 昌弘; 武井 早憲; 長谷川 信
Proceedings of 7th European Particle Accelerator Conference (EPAC 2000), 0 Pages, 2000/00
核燃料サイクル開発機構では、核変換に使用可能な大強度高デューティ電子線形加速器の開発を行っている。本件では、大電流電子線形加速器のビ-ム試験について、その現状と問題点について報告する。還流部内部のパワロスが常に一定になるようにビ-ム幅とRF幅の変化を連動させ、還流部内の位相調整無しにビーム負荷を増加できるようにした。また、ソフトによる位相制御を行い長期的な位相変動を0.4deg以内に安定化させた。これまで、ピ-ク電流100mA、パルス幅1.5msec、繰り返し35Hz、ビ-ムエネルギ-7MeVの条件で、5.25mAという国内最大級の平均電流を有するロングパルスビームを加速した。チョッパスリット出口からビームダンプまでビームが落ちることなく、加速されていることを確認した。
静間 俊行; 羽島 良一; 峰原 英介; 西森 信行; 永井 良治; 沢村 勝; 菊澤 信宏
Proceedings of 7th European Particle Accelerator Conference (EPAC 2000) (CD-ROM), p.1074 - 1075, 2000/00
自由電子レーザー研究グループでは、ビームエネルギー回収によるレーザー出力の向上を目指している。主ビーム周回ラインでは、既存のビームラインへ、3台の60度偏向電磁石から構成される180度アークを追加し、等時性と収色性を実現する。エネルギー回収実験では、この周回ラインへのビーム入射系の改造が必要となり、今回、ビーム入射系電磁石ラティスの設計を行った。本会議では、DIMADやPARMELA/SUPERFISH等のコードを用いて行ったビームダイナミクスの計算結果について報告する。
羽島 良一; 静間 俊行; 峰原 英介
Proceedings of 7th European Particle Accelerator Conference (EPAC 2000) (CD-ROM), p.1033 - 1035, 2000/00
原研FELで建設中のエネルギー回収実験用のビーム周回軌道における、電子ビーム品質(エミッタンス)の劣化を解析する。エミッタンス劣化の要因として、二次収差、磁場誤差(定常的誤差及び変動誤差を含む)、コヒーレント放射力を考慮する。二次収差の影響は、計算コードDIMADを使った解析により、x方向、y方向ともに許容できる範囲内であることがわかった。また、連続する複数の偏向磁石を同一の電源で直列に励起する方式を用いることで、磁場の時間変動の影響を低減することが可能であることを示す。コヒーレント放射力の影響は、定常モデルを使った近似を行い、エミッタンス劣化の上限値として示す。
西森 信行; 永井 良治; 羽島 良一; 静間 俊行; 峰原 英介
Proceedings of 7th European Particle Accelerator Conference (EPAC 2000) (CD-ROM), 3 Pages, 2000/00
原研FELはマクロパルス幅1ms,マクロ周期10Hz,ミクロパルス周期10.4125MHzで運転する。電子ビームの生成は230kV高圧熱電子銃で行う。カソードはY646B(EIMAC)を用いグリッドパルサーで駆動する。FEL性能向上のために行われてきた改良の結果、ビームエネルギー230kV,FWHMパルス幅0.86ns,ピーク電流0.66A,時間ジッター()22ps,振動変動1%以下,エミッタンス13 mm-mradの電子ビームが電子銃から得られるようになり、最近のFEL性能向上に大きく貢献した。ここでは、電子銃の改良と現在の性能について述べる。